【2022年度総括と2023年度行動計画】
2022年度の総括と2023年度の行動計画をまとめ。
■2022年の行動計画
① 売上高800万円以上
② 栽培品種200種類以上
③ 野菜セット月間発送数230ケース以上の月が4か月
④ お中元、お歳暮セットの実施(まずは各時期5セット以上を目標)
⑤ 野菜セット追加オプション注文受付
⑥ 野菜セットの出荷制限をなくす(端境期を作らない)
⑦ ブログの更新月1回以上
⑧ 週休1日の確保
⑨ お客様との関係性をより深くするための新しい行動を1つ以上実施
⑩ 研修生1名受け入れの実施
⑪ 野菜セットのリニューアル実施
⑫ 野菜の販売以外の新規事業立ち上げの布石を作る(コロナ禍のリスクヘッジ)
■上記行動計画に対する結果は以下の通り
① ○売上高866万円
② ×80%程度かと
③ ×計画を「発送数を抑え、単価を上げる」に変更したため
④ ×未実施
⑤ 〇達成(自家製味噌の追加注文が予想以上にいただいた)
⑥ ×未達成(新型コロナウィルス陽性により10日間の出荷停止
⑦ ×未達成
⑧ ×未達成
⑨ ○達成(積極的に直接お客様と会った)
⑩ 〇達成(ただし5か月で終了)
⑪達成(3種類から6種類に)
⑫×未達成
■実現できたこと分析
①売上に関しては計画830万円に対して866万円。達成率106%。
要因は以下と考える。
・個人宅配の前年度からの会員様の継続率が高いこと。
・野菜セットリニューアルに伴い客単価が上がった。
・飲食店様のお取引が微増
・地元直売所への出荷量を増やした。
・作業効率の改善により生産・出荷可能数が微増
■実現できなかったこと分析
②栽培品種に関しては今年も栽培計画に基づいて計画的に栽培ができなかった
④「お中元、お歳暮セット」に関しても事前準備が遅く間に合っていない。
⑦ 「ブログの更新月1回以上」に関しては意志の弱さ。
⑧ 「週休1日の確保」に関しては、今年も無理でした。
以上2022年度の結果でした。
さて2022年度の行動計画です。
■2023年度行動計画
① 売上高850万~900万円
② 栽培品種150種類以上
③ 野菜セット年間発送数1700セット。商品単価2600円以上
④ 営業利益率35%以上
⑤ ブログの更新月1回以上
⑥ 40%以上のお客様の顔を知る(直接会う)。
⑦ 野菜の販売以外の新規事業立ち上げの布石を作る。
2023年度の重点課題は
「利益率向上」と「商品の品質向上」です。
■「利益率向上」について
今までは生活するために最低限必要なお金があればいいと思い、細かく経費管理ができていませんでしたが、結果として有事の際に備えての貯金が全くできていないので、経営を安定させるために来年以降は少しずつ貯金をしていきたい。
売上に関しては自分の試算する目標売り上げ850万円に達したため、必要以上の売り上げを追求しない。逆に利益率の改善により、営業利益35%(約300万円、農場長の年収となります)を目指す。
現状は売上げが増加してもそれに伴い経費も多すぎていつもお金が残らない(涙)。もう少し余裕を持って営農できればと思います。
そのために必要経費のコントロールをより意識して無駄を減らす。
■「商品の品質向上」について
我々の主力商品である「お任せ野菜セットの定期便」。初年度から9年間やり続けてきた結果、現在会員数約130名(稼働人数約110名)。ただし「野菜セット」は我々の販路の中で最も手間がかかる商品である。現在の品質下げないために、今の我々二人の実力ではこれ以上積極的に新規のお客様を増やすことはできない。むしろ今関わっているお客様への満足度を一層向上させたい。したがって来年度の新規会員様数は10名前後と見込んでいる。
また、野菜の栽培に関しても、もともと技術がないことに加えて、できるだけ余計なことをしないで育てたいという信念で行っているため、秀品率も低く、栽培ロスが非常に多い。
来年度以降は作付けをよく吟味して、「数打てば当たる」方式を改め、一つ一つの野菜たちをしっかりと管理し、適切なケアをすることで、無駄を減らし生産性向上を図りたい。
我々のミッションは「農と食を通じて笑顔あふれる社会の循環をつくる」こと。
売り上げはそれを実現するために必要なものであり、自分たちの私利私欲のためではない。
だから妥協せず、自分たちにできる最大限の努力をし続け、日々成長し、それを実現してきた。
創業から変わることはない理念。
来年度も我々の野菜でお客様が笑顔になれるよう努力と創意工夫を継続してまいりますので引き続きお付き合いいただけると幸いです。
スポンサーサイト