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◆信州松代 みやざき農園◆ ~畑の日誌~

長野市で四季折々、年間100種類以上のオーガニックな野菜たちを、まごころ込めて育てます。
Posted by みやざき農園代表 宮崎康介   0 comments   0 trackback

【野菜をもっと楽しむ加工品に挑戦】

6次産業化。
農産物の加工品。

実はすでに知る人ぞ知ることですが、今までにいくつかチャレンジはしてきました。
「生うどん」「生パスタ」「干し芋」「菊芋チップス」「黒豆ヤーコン茶」「ドライトマト」「干し柿」「干し野菜ミックス」「自家製手前味噌」など。

この中で現在継続して作り続けているものは「自家製手前味噌」のみ。
結局どの加工品も、農業の傍らで作るには手間ひまがかかりすぎて、その割に大した量も生産できず挫折の連続でした。

農園を始めるとき、「野菜セットの宅配」をやることを決め、そして野菜セットを進化させるプロセスの中で、どうしても挑戦してみたかったことが「野菜をより楽しむ野菜の加工品づくり」でした。

加工品を作るためには主に
① 自分で加工施設を作る
② 業者に依頼して作ってもらう
という方法があります。

① は初期投資が結構かかることと、加工する時間を確保しなければならない
② 加工業者様選びと発注ロットの問題。近隣にピンとくるお取引先が見つからない。
また、最小ロットが大きすぎて多品目農家にとって加工野菜の大量生産が難しい。しかも一度に同じ商品を大量に作っても売り方が難しい。

そんなこんなで本格的に加工品に手が出せずにおりました。

が、今年運命的な出会いが。
なんと農園から車で15分程度の近距離に興味深い人が存在していました。
小布施でカフェを経営する方が、手作りで作る加工施設を運営していたのです。
カフェ自体がとても素敵な空間で、雰囲気や陳列しているモノが自分の感性に合います。
ICHIcafeさんのホームページはこちら

私にとっての理想とお相手の理想が合致したため今年は一緒に加工品に挑戦させていただくこととなりました。

私がお取引をする際に最も大切にしている判断基準は「人」。
とにかく魅力的な方で、こんな方と共に仕事ができると思うとワクワクしました。

2月に偶然先方よりお問い合わせをいただいてから意気投合し、早く最初の一歩を踏み出したいと思っているタイミングで、近所の親友に相談したら、いろいろとアイデアが浮かび、さっそく第一弾始動。

昨年の2月に種まきして、厳しい寒さに耐えて早春に復活した、伝統野菜である「松代一本ねぎ」と早春の代表的山菜である「フキノトウ」。春を告げる2つの食材と自家製手前味噌を使った「蕗ねぎ味噌」。

商品名は「ねぎ味噌とふきのとう」にしてみます。


ねぎ味噌蕗味噌



今年は主に定期宅配会員様優先に毎月1種類以上の加工品を販売予定です。

テーマは「野菜で野菜をより美味しく、より楽しく」

非常に小規模な夫婦二人だけで粛々と活動中の農園ですが、より多くの方に喜びを提供できるよう、日々進化のための妄想を膨らましております。


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