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◆信州松代 みやざき農園◆ ~畑の日誌~

長野市で四季折々、年間100種類以上のオーガニックな野菜たちを、まごころ込めて育てます。
Posted by みやざき農園代表 宮崎康介   0 comments   0 trackback

2014年度 ◆作付け計画◆

あけましておめでとうございます。

いよいよ2014年、出発の年です。
現在、就農準備として冬の重大な仕事である、「作付け計画」を作成中です。
 
「作付け計画」とは、一言でいえば、年間でいつ、どんな野菜を、どのくらいつくるのかを考えることです。
「作付け計画」を立てるにあたり、今考えていることは以下の通りです。

①どのくらいの売上を想定するのか(売上計画
②どの時期にどのくらいの野菜の量と種類が必要か(収量計画・販売計画
③どんな品種の種をどのくらい購入するのか(収量計画・販売計画
④畑にどのように植えるのか(圃場設計

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*写真は左から、種のカタログ、松代町風景、ぼかしの原料である米ぬかと籾殻

 計画の立て方には、今の自分にできることの延長線上で行動を積み重ねてゴールを設定する方法(ボトムアップ法)と、こうありたいという理想の姿から行動を分解していく方法(ブレイクダウン法)があります。
私は後者のほうが好きなので、まず自分の理想の姿を決め、その目標を達成するために日々どのような行動をすべきかスケジュールに落とします。理想が高すぎては無謀な挑戦となってしまいますが、現実的過ぎてもやりがいがないので、120%の目標で設定します。

ということで、就農1年目の売り上げ目標を下限250万円と設定します。金額的には低いですが、今年の野菜が収穫できる期間は6月~12月の7か月間で想定し、1ヵ月に35万円の売上を確保する必要があります。一人で35万円も稼ぐのは結構大変。
 1年目はほとんど経費で消えますので、収入なしを覚悟しなければなりません。

 この目標金額を達成するためには少なくとも、250万円分の野菜を生産しなければならないということです。この数値を目標に、いつどんな野菜をどのくらい収穫するために、種をどのくらい撒くのか考え、作付け計画を作成します。

 とはいっても、1年目の私には野菜の収量を予測するのが非常に困難で正直よくわかりません。気象条件・品種特性・地域特性・土壌条件・作業量・栽培技術等によりかなり変動しますので、自分で考えられる行動を駆使して情報を集め、その情報をもとにとりあえず予測してみます。あとは実際にやってみてからのお楽しみ(?)です。

そういうわけで、今は栽培する野菜の収穫量をシュミレーションする作業と品種(種)選びをする日々です。
 種は販売元も種類も膨大にあり、選ぶのが難しいです。
 
一度植えたらもう後戻りはできない重要な検討事項。
大変ですが、野菜たちが成長していく姿を想像すると非常にわくわく。

今年の6月頃から新鮮でおいしい野菜たちが次々とお客様の下へお届けできるように、今月は頭をフル回転させて頑張ります。

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