【新規就農から2年6か月の現状把握】
今年も9月より端境期に突入です。
野菜セットをメインとする多品目栽培農家としては、1年を通して安定的に多種類の野菜を用意しておく必要があります。
昨年度の失敗から頭では理解していたのだが、結局改善できなかった。
一番の原因は「集中力」にあると考える。
3月から本格的に種まきをはじめ、8月まで忙しい日々が続いた。やるべきこと、やりたいことがある中で、目の前の作業に追われる日々。事前に作業計画も立てていたが、計画通りに進まなかった。なぜ計画通りに進まなかったのか。それが「集中力」の欠如である。
天候などの環境要因や、激しい労働による体力的な問題。これらによって計画通りに物事が進まなかった。だが問題は、こういった環境や体力的な問題があることは当たり前のことであり、そのことを言い訳にして、作業をやりきらなかった自分の甘さである。
「集中力」
物事は計画通りには進まない。イレギュラーが発生することが当たり前。
特に自然相手の農業においては。
「雨が降らないから仕方がない」
「雨だから作業が進まない」
「暑いから作業が進まない」
「草取りに追われてどうしようもない」
すべては自分への「言い訳」
この壁を乗り越えなければプロではない。
このような想定できるはずのイレギュラーを来年はしっかりと計画に入れよう。
それでもできることの限界はある。
その時は「集中力」を発動しよう。
あと、1時間、あと30分の気持ちで「限界からあと一歩進む」努力。
真の実力はこの時発揮される。
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