【農業繁忙期~新規就農4カ月目~】
7月、8月は野菜たちが成長しまさに収穫最盛期。



そして草たちも勢いを増し、草取りも最盛期。

約80aの農地を借りて開始した農業経営もあっという間に4か月が過ぎようとしている。
これから何十年もこの業界で活動をする中のたった4か月ではあるが、本当にいろいろな学びがある。
脱サラ非農家の新規就農1年目の状況を簡単に総括しておく。
■うまくいったこと
①野菜たちが元気に成長してくれたこと
(ちゃんと売り物ができた)
②育った野菜たちをお客様ものとに届ける仕組みが何とかできた。
(販路が確保できた)
■うまくいかなかったこと
①想定したとおりに作付けができなかった。
(仕事が予想以上に追いつかない)
②うまく育てられなかった野菜たちが多々ある
(栽知識・経験・培技術が足りない)
③収穫と畑の管理に追われ、次の準備が遅れた。
(タイミングを逃し、秋作の準備が遅れた。収穫が追いつかず、野菜が圃場で消えていった)
④畑が草だらけ
(放棄地に逆戻り状態)
3月から生産準備に入り、5月中旬頃より収穫できる野菜たちが出てきた。そのタイミングで直売所等に出荷をし、少しづつお金が動き出す。
【売上高推移】
5月:約3万円
6月:約21万円
7月:約41万円
8月:約35万円程度の着地か
もともとたった一人の小さい農業経営であるので何とか現金がまわり、生活が成り立っている状況。
一方で、現状のままではこれ以上の発展は難しいことを実感。年間売上200万円~300万円しか見えない。長期的な目標である売上高1千万円に向けて来年以降の経営方針の見直しが必要。
これは遊びでもゲームでもない。小さいとはいえ経営者である。
短期的な結果に一喜一憂せず、中長期のビジョンを見据えながら、早く周囲の方に恩返しができる経営者になりたいし、多くの方を笑顔にできる百姓になりたい。

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