【畑に野菜たちが育つ】
4月から長野市松代町で新規就農しもうすぐ2か月が経とうとしています。
長年飲食業に携わってきた中で、沸々と湧いてきた想いが以下の通りです。
「自分が食べたいと思う野菜を育てたい」
「子供や家族・友人が安心しておいしく食べられる野菜たちを育てたい」
そんな思いで現在、ちょっと大きな家庭菜園をやっています。
大きな家庭菜園という表現が私には合っている気がします。家庭菜園で野菜を作る人たちは単に野菜を食べたいから作るのではなく、そのプロセスや安心・安全も含めてトータルで栽培を楽しんでいる人たちだと思うからです。私は、「自分で作りたくても作れる環境にない人たちの代理」として野菜を育てるイメージで百姓をやっております。
たぶん私の農作業は非効率的で無駄が多いと思います。それは絶対的な経験不足、知識不足からくるものと、頑固な性格からくるものだと自覚しています。
単に野菜を作って売るのが目的ならば、もう少し違ったやり方があると思います。しかし、私がやりたいことは農業で収入を得ることが第一目的ではない。もちろん経営を持続するためにコスト意識と利益の追求は常に意識していますが、もっとも大切なことは、自分の野菜たちを食べるお客様が皆、笑顔になることです。結果として私の野菜たちが「お金の乗ったありがとう」となって帰ってきて、百姓としての活動が継続・拡大・進化できれば最高です。
だから毎日、お客様のことを想いながら、自分がお客様の代わりに野菜を育てています。
そんな「信州松代 みやざき農園」では5月になり、ついに地元の直売所に初出荷させていただきました。自分で言うのもなんですが、きれいなリーフレタスが育ちました。頑張ってくれた野菜たちと自然に感謝です。


6月下旬~7月を目標に様々な野菜たちが収穫できるように日々奮闘しております。8種類以上の野菜が揃ったら、いよいよ宅配ボックスを販売したいと考えています。最初は数量限定ごくわずかとなってしまうと思いますが、愛情込めて育てた私の野菜たちを是非多くの方に召し上がっていただきたいです。


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