【(続)今年の新事業~料理教室~】
何故、農家が料理教室に?は前回1月のブログをご覧くださいませ!
そもそも当たり前のように1日に1回以上食事ができる上に、自分が何を食べるのかを選択できる今の環境自体がもう幸せなんです。
そんな環境に感謝を忘れず、だからこそ食事という行為、時間をもっと大切にしたいとも思っています。
食事は生命維持活動の手段であるが、コミュニケーションの場としても重要。
子供や高齢者の個食問題。
一人で食べるよりも誰かと食べたほうが楽しいし、様々な効果があるらしい。
美味しい料理・彩り豊かでワクワクする料理があれば食事の時間が楽しくなる。
バランスよくちゃんと食べる、美味しいものを食べる、そうすると会話が弾む。楽しい時間になる。笑顔になる。健康になる。
食事の時間を充実させることで世の中の多くの社会問題が解決できるのではないか?
1日3食を基本とするならば、人生において1日に3回楽しいひと時を過ごすチャンスがある。しかしながら現代社会において「食べる」ということが生活の中の優先順位の中で軽んじられているように感じる。
現実的には時間に追われる現代社会において、毎回の食事の時間を充実させることは難しいことであるが、せめて1日1回でも、いや、1週間に1回でも「食事の時間」を意識して楽しい時間にできればと思う。
その一つのきっかけとして、「料理」と「食空間」が重要であると思います。
プロの料理人の作る美味しい料理、おもてなしの空間は人々を楽しませ、癒しの時間となる。ただし頻繁に外食ばかりはできないから、家庭での食事が重要である。愛情込めて作った料理を囲んで家族や恋人や友人などで食事の時間を楽しむ。
そんな「時間」を提供したくて野菜を育てているのであり、楽しい料理にこだわるのである。
まあ、難しいことは抜きにして、一言でいえば「料理は愛情!」、「愛は地球を救う!」
美味しくて健康的な野菜を育ててお客様にお届けしたくて百姓始めた人間ですから、お客様に野菜たちを美味しく楽しく食べていただき笑顔になるまで関わりたい「信州松代みやざき農園」なのです。
そういうわけで、百姓6年目となる今年度。
引き続き「笑顔になる野菜をお届けする」ために努力を惜しみませんが、
加えて、「料理を楽しむ」を農場主自ら実践し、そこから感じ取った何かをお客様に還元していこうと考えているわけです。とても抽象的ですが。
この方法(料理教室へ通う)が正しいのかは正直全く未知数(笑)。
でも自分が楽しい(笑)!

[ローストビーフ、パエリア、生春巻き、オレンジゼリー]
無駄な時間になるかどうかは自分次第。
もうやると決めて動き出しましたので、この1年間は「料理教室」も頑張ってみます。
必ずや私の野菜を選んでくださる方のための付加価値になると信じて!
本日は東日本大震災から8年目の日。
当たり前のことが当たり前ではないと強く実感した日。
何か動き始めなければと決意した出来事。
当たり前にやってくる毎日と応援してくださる方々に日々感謝しながら、明日も全力で生きていきましょう!
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