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◆信州松代 みやざき農園◆ ~畑の日誌~

長野市で四季折々、年間100種類以上のオーガニックな野菜たちを、まごころ込めて育てます。
Posted by みやざき農園代表 宮崎康介   0 comments   0 trackback

【就農以来のピンチ!?チャンス!? 資金調達】


今年は猛暑と干ばつに加え、先日の台風21号で畑のダメージは就農以来最も過酷な状況。
ダメになった野菜、あきらめた野菜数知れず。
自然相手の仕事なので想定外が当たり前。
それを言い訳にしても何も解決はしないので、起こりうる問題はすべて自分の中に原因を見出して、何が問題であったのか、どうすべきであったのか、今後どう改善すべきなのかということに対してしっかりと向き合っていこうと思っております(強がっていますが・・・)。

さて本題です。
偶然このタイミングで銀行から資金調達をさせていただきました。

脱サラして2014年4月より新規就農して5年目。
資本金ゼロ、貯金ゼロ、昨年度売上高500万円というちっぽけな百姓です。ただし農業次世代人材投資資金(旧青年就農給付金)という国の事業を利用しており、今年までは年間150万円の助成金をいただいているため、資金ゼロでも長期的な経営計画の中で営農することができております。もしこの事業がなかったら、就農開始時期が2年遅れていたと思いますので、新規就農者にとっては大変ありがたいです。

就農以来借り入れはせず、現金とクレジットカードを駆使して何とかお金のやりくりをしてきました。
1年目からの高額投資としては、ビニールハウス(1a規模)3棟、育苗用ハウス(2間×6m)1棟、道具小屋1棟。ここまでで約200万円。そして今年管理機型マルチャー1台と18馬力トラクター1台を購入。合計で400万円ちょっと。助成金等を利用したため、実際の負担額は300万円程度。
その他細かい投資資材もありますので、営農において設備投資にかかる費用としては概算1年間で100万円ほどになるのでしょうか。それ以外にも種代や段ボール代、袋代、配送料など経費は売り上げの半分はかかります。
5年目のタイミングで管理機型マルチャーとトラクターという大きな投資を実施。これは就農5年目までが利用できる長野市の農業機械に対する補助金(最大80万円)があったため。併せて210万円という購入資金は当然持ち合わせていない。来年の4月まで待てば自己資金での支払いめどが立つ。そんな状況の中、今購入するためにどのように資金調達しようか迷っていました。
「農家といえば」、の金融機関へ相談に行きましたが、手続きが割と複雑かつ借り入れまでの時間が数か月かかりそうだったため断念(一番は担当者とのフィーリングが一番の要因)。結果的には半年以内に返済するという約束で5年目にして初めて妻の両親に借金をさせていただきました。
結局自分の力だけではどうにもできない未熟さに悔しい気持ちではありましたが、利用できる補助金を無駄にもできないということでの決断。

そんな折、最近になってホームページ経由で地方銀行の営業の方から事業のサポートと資金融資のお話しをいただく。せっかくの機会なので決算資料を持参して経営状況と今後の見込みを説明させていただきました。基本的に借金はしたくない性分なので、今までも自分の身の丈の範囲でできる方法でやりくりしていましたが、結果として金利1.1%という超低金利で融資をしていただけるというご回答をいただいたので、今取り急ぎ運転資金に困っているわけではなかったのですが、100万円の融資をしていただくことを決断しました。資金調達の期間、たった半月!
 こんなちっぽけな農家に銀行が無担保でお金を貸してくれるなんて考えてもいませんでした。

ジャガイモ掘り


「みやざき農園のビジネスモデルと将来性をかっていただけた?」

と勝手に前向きな解釈をさせていただき、2年間での借り入れを実施しました。
結果として、金融機関との接点ができたため、今後のビジネスの展開次第でいろいろと相談させていただける窓口ができたと思います。また、借り入れの実績をつくることで次の資金調達が容易になるのかと想定しております。
まだ妄想の段階ですが、新しい事業の拡大も視野に入れつつ、今の苦しい状況を乗り切ろうと思います。

まずは調達した資金で金利15%のクレジットカードのリボ払いを完済です(笑)
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