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◆信州松代 みやざき農園◆ ~畑の日誌~

長野市で四季折々、年間100種類以上のオーガニックな野菜たちを、まごころ込めて育てます。
Posted by みやざき農園代表 宮崎康介   0 comments   0 trackback

【経営の判断基準】

忙しいのはいいことです。
久しぶりの投稿になります。

農業を趣味の領域ではなく、生活の糧とすることを選んだということは、当たり前ですが、その活動の中で「利益」を追求します。
「稼ぐ」ということは、現在の活動を継続していくために必要な行為。
だからといって、「利益」が最優先というわけではない、もっと大切なことがあります。
ここが重要。
これを間違えると判断を誤ります。

百姓になってまだ2年4か月目ですが、農業経営をしていて、効率的に稼ぐことができる方法がいくつかあることが分かりました。

それはさておき、私の農業経営形態を言葉で表現すると、
「少量多品目」「無農薬・無化学肥料栽培」「野菜セットの個人宅配」「小さな八百屋さん」「直売所」「個人経営のレストラン」

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そもそも小さな経営母体のため、小規模な面積での作付けとなります(現在90a程度)。
農薬や化学肥料不使用で、主要品目を絞らずに季節ごとの野菜を常に多種類生産し、定番野菜だけではなく、スーパーでは見かけないような野菜も販売する小さな農家です。

多品目を栽培することはその栽培方法や収穫時期が違うため(しかも常に繁忙期)、色々と管理が複雑になり、野菜の調整作業も野菜ごとに異なるので正直効率的ではないことを実感しています。またお客様に直接販売するということは、一つ一つ野菜を調製し、きれいに袋詰めして、自ら販売する必要があります。自ら販売するということは営業からお客様対応まで行うということです。販路が多いことや取り扱うアイテム数が多くなることで商品管理や経理も複雑になります。さらに単に生産して終わりではなく、商品に品質管理や食べ方の説明までお客様が召し上がるまでの責任をまかされているのです。

この手間と時間を「非効率」と考えるか、「やりがい」と思うかで、私のような「少量多品目農家」に向いているか否かが決まるのかと思います。

 

野菜を出荷していて安定的な価格で常に売れる野菜というのがあることに気がつきました。
つまり、このような野菜だけを選抜し、生産・販売していけば効率的に売上・利益を上げられるのだと思います。
そういうお取引ができることも知りました。

でもあえて私は少量多品目栽培にこだわっています。
なぜなら「自分がワクワクするから」。

これは飲食店と同じ気がします。
私はメニューがたくさんある居酒屋が好きです。
前職で飲食店店長をしていた時も、その仕事において何が楽しいかと言われたら、目の前でお食事をしている方が、その時間を楽しそうに過ごしている様子を見ること、その時間を共有させていただくこと、その空間を提供することでありました。

そういう世界を継続して提供するために仕事を頑張るのです。

だから裏側の経営に関して、しっかりと管理することが重要です。
その管理項目の一つが「利益」。
「理念」だけではなく、その「理念」を実現するために自分ができる最大限の効率化を必死で考え続けること。そのために学ぶことを怠らないこと。常に挑戦し続けること。



私の仕事(=人生)における判断基準で最優先事項は「自分がワクワクするか」「それは長期的に他人を笑顔にするものか」「関わる人がどれだけ成長するか」

そんな「こだわり」が良いところでもあり、頑固者となるのだと思います。
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