“食事の時間”は日常の中にあるもっとも気軽な癒しの時間であり、日々を健康で楽しく過ごすための重要な時間である。
素材が美味しくてワクワクすると、料理も楽しく日々の食事がいっそう豊かで楽しくなる。
日々の生活の中に、そんな小さな幸せを提供したいという思いで畑に立つ小さな農家。
それが”信州松代みやざき農園”です。
畑にいて思うこと。
“野菜は意思を持っている”
私の役割は野菜を育てるのではなく、野菜自身が成長しやすい環境をサポートすること。
厳しくも温かく見守りながら寄り添い、野菜たちが一番輝いている瞬間を逃さず、その命を丁寧にいただき感謝する。
この日常の小さな幸せを共有することで一人でも多くの人が笑顔で暮らせる世の中になるのではという思いで畑を走り回って4月で4年目となります。
美味しくて健康的でワクワクする野菜たちと、その命を感謝しながら食すまでを皆様と共有できたらとの思いで、畑と畑から採れた野菜たちの料理を公開していけたらと思います。
はたしてそんな余裕があるのか(笑)!
★野菜たちの料理は「農家ごはん~Farmer’s Table~」にて
https://www.facebook.com/noukanoshokutaku/
畑の様子は「信州松代みやざき農園」ページにて
https://www.facebook.com/miyazakifarm/

「野菜」も「人」も笑顔に
信州松代みやざき農園
代表 宮崎康介
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今年のさつまいも収穫、全て終了。
もちろんすべて手掘り。


◾️収穫量概算
パープルスイートロード 60kg
紅はるか50kg
鳴門金時25kg
安納芋 5kg
少ない。ほぼ放任栽培、草に負けた。
安納芋、昨年度に続き、ほとんどない。
定植した苗各125本(安納芋100本)
苗代約20,000円
歩留まり考えると販売できるのは良くて100kgか?
経営的には効率の良い野菜ではないですが、秋の味覚として必要な子たち。
感謝の収穫です。
今年の夏は昨年よりも暑かった、熱かった。
7月下旬から8月上旬は快晴で35度以上の日が多く、外で体を動かすには過酷な条件だった。一方お盆を過ぎたあたりから、一気に気温が下がり、夕方以降は25℃以下で非常に快適な気候。人間にとっては。
この気温の変化で植物たちの様子は一気に変わる。8月上旬までは野菜の種類が豊富であった畑は、8月中旬以降勢いをなくし、植物たちも秋の準備といったところであろうか。昨年もそうであったが、9月はどうしても野菜の端境期となる。
農業経営としてはこのあたりを想定し、常に豊富に野菜たちを世間に供給する必要がある。なかなか難しいところである。これは来年の課題として改善したい。
今考えられる原因は、7月8月は、野菜の収穫、水遣り、草刈りに追われ、次の種を蒔くことが後回しになってしまった。野菜たちは、収穫しなければ、その使命を終えるかのように衰えていきます。丁寧にかまってあげると頑張って実をつけ続ける、そんな気がします。
そして夏の草たちの勢いの凄さは昨年で分かっていたはずなのに、負けました。

11か所の畑を、毎日草刈を順番に草刈りしていくのですが、11日目には最初に刈ったはずの草がほぼ元に戻る始末。この繰り返しに時間を取られました。畑の整備が整わないと次の種が蒔けません。そういうわけでなかなか種まきの機会に恵まれず、種を蒔かなければ当然何も収穫できません。水遣りも意外に時間がかかる作業。幸い我が家にはい昔からの井戸があり、この地下水を容量500Lのタンクに貯めるのに約30分。貯めた水をポンプで畑に灌水するのに移動時間含め1回1時間。これを1日2~4回繰り返すという感じです。
来年はもっと頭を使って(お金はないので)、作業効率を上げて、9月の端境期をなくしたいと思います。