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◆信州松代 みやざき農園◆ ~畑の日誌~

長野市で四季折々、年間100種類以上のオーガニックな野菜たちを、まごころ込めて育てます。
Posted by みやざき農園代表 宮崎康介   0 comments   0 trackback

【おまかせ野菜セットへの想い】

忙しすぎてすっかり更新忘れておりました。
以前から記録しておきたかった内容をアップしておきます。

農園の主要商品は「おまかせ野菜セット」です。
よくお客様に言われることで、「野菜が選べないから不便」、「嫌いな野菜は入れないでほしい」、「知らない野菜がくるとどうやって食べたらいいかわからない」、というご意見もいただきます。できる限りお客様のご要望にはお応えしたいと思っております。一方、何がくるかわからないことを楽しみに待ってくださるお客様、自分では買わないような野菜が入っているので料理も普段と変わるのを楽しんでくださるお客様もいらっしゃいます。野菜を選べないことは不便さもありますが、逆に自分で選ばない野菜を楽しんでいただきたいと思っております。普段あまり見かけない野菜の料理方法に関しては、美味しく食べられない可能性もあるため、楽しく美味しく野菜を召し上がっていただけるように日々野菜をかじりながら研究してお客様にお伝えしたいと思っています。結果、副社長と共に野菜づくりの勉強と同じくらい、あるいはそれ以上に食べることへの勉強をしています。

「想いをのせた野菜づくりを柱として、楽しい食卓の提案までを提供する」農家でありたいと思っております。
これが信州松代みやざき農園のテーマです。

バランスのよい食事は身体の健康に欠かせません。一方で食事のもう一つの役割として心を健康にする効果があります。美味しい食事は誰もが笑顔になる。また共に時間を共有する人とのコミュニケーションの場としても大切です。食事を楽しめることは生活も豊かで楽しくなると考えています。
人生色々ありますが、まずは食事の時間を少しでも楽しく豊かな時間にすることで、心と身体を元気にしましょう。


        野菜セット

        彩り野菜のピンチョス


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【(続々)今年の新事業 ~料理講師~】

能力も知識も経験も努力も足りない!

2014年創業前に作成したみやざき農園の中長期経営計画の中に「飲食事業」があり、計画では2020年までに飲食店を開業する予定でしたが、やはり「野菜の生産・販売事業」の事業基盤を構築することに手一杯で、資金も貯まらず中々次のステージに進むことができておりません。
気がつけばあっという間に月日は経ち、当初計画まであと1年。
可能性は限りなく少ないが、だがまだやれることはないのか。
凡人が一歩でも自分の夢の実現に近づくためにできること。あきらめず努力し続けること、挑戦し続けること、可能性を模索し続けることが重要だと今までの人生で学んできました。
夢を持ち、その夢を実現するために120%の努力で行動し続けるプロセスの中に得られるものがたくさんあります。

夢は諦めなければ実現する。

そんな状況で昨年末から夢に少しでも近づくための方法はないかと考え、現状を打破するために、発想と形をすこし変えた2020年までの修正行動計画の一つが「料理教室」です。ここにある可能性を見出したわけです。あるいは間違った選択かもしれません。でもやると決めたのでやってみます。

そして最初のステップとして「料理教室」とは何なのかを知るために、最大手の仕組みを学ばせていただくことにしました。ゼロから始めるよりも早いという判断。

業界最大手『ABCクッキングスタジオ』

〜世界中に笑顔のあふれる食卓を〜

が企業理念です。


〜農と食を通じて笑顔あふれる社会の循環をつくる〜

を経営理念とする『信州松代みやざき農園』としては、気になる存在でした。

2019年も第2四半期に突入。
時間は刻々と進みますので少しスピードを上げ、同時進行になりますがさらに次のステップに進んでいきます。

次は「知る」ことから「できる」というステージ。

1月下旬より料理教室に入会して数回受講。そして2月から並行して、講師になるために面接、試験、研修を経て、4月より「生徒」から「講師(業務委託契約)」をさせていただくことになりました。

もちろん「野菜の生産・販売事業」は前年以上の成果を出すつもりですので、昨年以上にハードな年。現状も精一杯ですがさらに負荷をかけていこうと思います。
自分の限界のその先への挑戦は続きます。



この選択が正しいが間違っているかは別として、実際に行動してみることで最初の目的だけではない様々な可能性を感じている今日この頃です。

「信州松代みやざき農園」に関わる全ての方々をより笑顔にするために、現状に満足せず、常に前向きにチャレンジし続けて参りたいと思っておりますので、引き続きご温かい目でご指導、応援していただければ幸いです。


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    ”オレンジつなぎ”と”みどりエプロン”の二つの顔を持つ男に!
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【(続)今年の新事業~料理教室~】

1月から全24回の予定で「料理教室」に通い始めました。
何故、農家が料理教室に?は前回1月のブログをご覧くださいませ!

そもそも当たり前のように1日に1回以上食事ができる上に、自分が何を食べるのかを選択できる今の環境自体がもう幸せなんです。
そんな環境に感謝を忘れず、だからこそ食事という行為、時間をもっと大切にしたいとも思っています。

食事は生命維持活動の手段であるが、コミュニケーションの場としても重要。
子供や高齢者の個食問題。
一人で食べるよりも誰かと食べたほうが楽しいし、様々な効果があるらしい。
美味しい料理・彩り豊かでワクワクする料理があれば食事の時間が楽しくなる。
バランスよくちゃんと食べる、美味しいものを食べる、そうすると会話が弾む。楽しい時間になる。笑顔になる。健康になる。

 食事の時間を充実させることで世の中の多くの社会問題が解決できるのではないか?

1日3食を基本とするならば、人生において1日に3回楽しいひと時を過ごすチャンスがある。しかしながら現代社会において「食べる」ということが生活の中の優先順位の中で軽んじられているように感じる。
現実的には時間に追われる現代社会において、毎回の食事の時間を充実させることは難しいことであるが、せめて1日1回でも、いや、1週間に1回でも「食事の時間」を意識して楽しい時間にできればと思う。

その一つのきっかけとして、「料理」と「食空間」が重要であると思います。

プロの料理人の作る美味しい料理、おもてなしの空間は人々を楽しませ、癒しの時間となる。ただし頻繁に外食ばかりはできないから、家庭での食事が重要である。愛情込めて作った料理を囲んで家族や恋人や友人などで食事の時間を楽しむ。

そんな「時間」を提供したくて野菜を育てているのであり、楽しい料理にこだわるのである。

まあ、難しいことは抜きにして、一言でいえば「料理は愛情!」、「愛は地球を救う!」

美味しくて健康的な野菜を育ててお客様にお届けしたくて百姓始めた人間ですから、お客様に野菜たちを美味しく楽しく食べていただき笑顔になるまで関わりたい「信州松代みやざき農園」なのです。

そういうわけで、百姓6年目となる今年度。
引き続き「笑顔になる野菜をお届けする」ために努力を惜しみませんが、
加えて、「料理を楽しむ」を農場主自ら実践し、そこから感じ取った何かをお客様に還元していこうと考えているわけです。とても抽象的ですが。

この方法(料理教室へ通う)が正しいのかは正直全く未知数(笑)。
でも自分が楽しい(笑)!


            ローストビーフ パエリア
  [ローストビーフ、パエリア、生春巻き、オレンジゼリー]

無駄な時間になるかどうかは自分次第。
もうやると決めて動き出しましたので、この1年間は「料理教室」も頑張ってみます。
必ずや私の野菜を選んでくださる方のための付加価値になると信じて!

本日は東日本大震災から8年目の日。
当たり前のことが当たり前ではないと強く実感した日。
何か動き始めなければと決意した出来事。

当たり前にやってくる毎日と応援してくださる方々に日々感謝しながら、明日も全力で生きていきましょう!



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【今年最初の事業投資は・・・】

「ABC Cooking Studio」
~世界中に笑顔のあふれる食卓を~という理念のもと
国内外で163スタジオ(2019年1月現在)を展開する世界一大きい料理教室。
その中でも生徒数が5000名以上と最も多い「新宿タカシマヤタイムズスクエアスタジオ」の体験レッスンに参加してきました。平日の昼間だったからか、男子参加者は私一人で恥ずかしい~。

それはさておき、説明含め約2時間で「ご飯、味噌汁、肉じゃが」を講師の方のレクチャーで丁寧に調理。最後に実食して終了です。

料理教室に言った目的は「趣味」ではなくもちろん「仕事」です。

「生産者であると同時に消費者である」

「信州松代みやざき農園」の更なるブラッシュアップのため、改めて料理を基礎から学ぶことで、お客様代表として「食べる」事を考えてみます。

生産者として、
"食の時間を楽しく美味しくすることに責任を持ちたい"
"お客様を笑顔にする飲食店様のお役に少しでも立ちたい"

そんな想いと覚悟を持って、ハンマーナイフ(草を粉砕する機械)と迷いましたが、本日約30万円の投資をして、「クッキングコース」へ入会してきました。

入会金   12,000円
基礎クラス 57,000円
習得クラス 88,200円
ライセンス料 150,000円


abc.jpg

今年初の大型事業投資です!

これから畑は大忙しになる時期で、参加できるのかが一番の不安要因ですが、お金払ってしまったので、やるしかない、と自分を追い込みました~!
必ずや美味しい野菜をお届けすることに役立つと信じておりますので暖かく見守っていただければと思います。

1年以内に24回受講してABCライセンスを取得し、ABCの講師資格を目指します。


Let's enjoy cooking and eating!
Posted by みやざき農園代表 宮崎康介   0 comments   0 trackback

【脱サラ就農5年目~2018年農業経営まとめ~】

2018年度総括

新規就農5年目の12月も終了です。
結果からご報告させていただくと、おかげさまで今年もなんとか2018年度の売り上げ目標を達成することができました。

★5年目売上高【計画】
6,000,000円
★5年目売上高【実績】
6,017,298円(予算達成率103%、前年比約120%)


2018年度売上実績



以下長文となりますが、振り返りの一部です。
気興味のある方はお付き合いください。


【良かった点】
・相変わらず雇用に頼らず、兼業農家の副社長(妻です)と二人で計画を達成したこと。
・「毎週月曜日を半休」を完全取得したこと
・個人宅配のお客様が増えたこと
・飲食店様のお取引が増えたこと
・直売所への出荷量を頑張って増やせたこと
・18馬力トラクター(160万円)を購入できたこと
・マルチャー(50万円)を購入できたこと
・玉ねぎが豊作であったこと

何より個人宅配のお客様が多少の入れ替えはあるものの、年々増えてきているのが嬉しい。ついに1か月のセット数が100セットを越えた。飲食店様もほとんどが毎年継続でご利用いただけてありがたい。
さらに今年はご近所で前から気になっていたレストラン「フローリア」さんと野菜のお取引が始まったことも嬉しい。
直売所への出荷はなかなか手が回らず、毎年1店舗のみ不定期で出荷していたが、今年は頑張って2店舗へ比較的長期間継続して出荷することも頑張った。
結果として売り上げ増に寄与。八百屋さんに関しては現状維持でこれ以上お取引先を増やさないと決め厳選してお付き合い。ただし11月に京都から軽トラで畑に来た方はその情熱に心打たれ、お取引開始。「八百屋一期一会」様、また面白い方との出会いができました。

【課題点】
・販路は増えましたが、生産は相変わらず想定通りにはいかず野菜不足。
・毎年の課題であるが1月~4月の農産物が少ない(期間中売上40万円弱)。
・7月、8月の猛暑と干ばつで「ナス。ピーマン」失敗。
・7月、8月の猛暑と干ばつでキャベツ、白菜、カリフラワーなどの苗づくり失敗。
・8月実施予定のギフトは今年も実施できず。事前準備は冬にやらねば間に合わない。
・9月の台風で葉物野菜がほぼ全滅。
・12月の年末ギフトの事前準備が遅れたため、案内も遅く、計画数を販売できず。
・同時期に揃えられる野菜の種類が少ない(常時20種類以上が目標)。

今年は5年目ということで、初年度からの推移も分析してみました。

売上高推移



初年度があまりにも低い計画から始まっておりますが、毎年「昨年の自分に勝つ」というのは厳しい戦いであり、毎年「限界からあと一歩」の気持ちで駆け抜けている次第です。
そんな中、年間目標を定め、ブレイクダウンして日々の目標を意識して行動することで、結果として夢に近づく。前職でたたき込まれた手法が間違いなく役になっております。ありがとうございます!

さて年々上がる計画に対して、だんだんとそれを越えていくことは困難ですが、成長する努力を止めたら成長は止まるので、達成するためにあれこれと頭をひねりつつ、
いつも考えていることを改めて整理しながら、来年に向けてすぐに動き始めたいと思います。

売上を上げるためには以下の行動が必要だと思われます。
① 売り上げ単価を上げる
② 作付け面積を増やす
③ 生産性向上
④ 野菜の生産以外の新規義業を立ち上げる。


最も簡単な方法が①であるが、この選択肢はない。
農園の理念の一つに、
“美味しくて健康的な旬野菜を気軽に食べられる世の中に貢献する”
という項目がある。
有機野菜だから価格が高いのが当たり前ではなく、日常的に利用して意味のあるものであるから、品質を高めつつ、できるだけ価格を安くしたいというのが一般庶民の味方、農場長の想いである。
確かに手間や販売方法の非効率さを鑑みると、どうしても一般的に流通する野菜のように価格を抑えるのは難しいのも事実である。そこを努力と工夫と根性でコントロールするのが経営手腕だと強がり続けます。

②に関しては、私の地域において、自分たちの条件に合う畑を借りることは簡単ではない。自分でコントロールすることが困難な部分である。

したがって、自分次第で何とかなる③と④を日々模索し続ける。
➃は応用編として一旦保留して、まずは百姓として「生産部門」での基盤を固めることが重要である。したがって、今年も③の「品質を落とさずにいかに生産性を向上させるか」を最重要課題として取り組みました。
生産性を上げるためには、「雇用」によってできることを増やす方法が最も簡単ではありますが、ストイックな農場長は「雇用」に関しては除外。まずは自助努力で生産性を上げていきたいと考えています。今の条件でどれだけ「昨日の自分を越えられるのか」。難しい課題だからこそ挑戦したくなります。そして今年、農場長には秘策がありました。それは「機械化」です。新規就農してから今まで割と原始的な道具と手法で戦ってきました。1年目は土を耕すのに「鍬」、草を刈るために「草刈り鎌」。それから売り上げが上がるごとに少しづつ便利な道具を導入し、今年はついに「18馬力の新車トラクター」と「管理機タイプマルチャー」という高額な機会を購入することができました。これにより、作業時間の短縮が実現し、結果として売り上げを過去最高額に伸ばすことができたと思います。
それと並行して、生産性を上げる方法として、一見反対の方法を実践しました。それは「労働時間を減らす」ということです。昨年より「毎週月曜日は半休」という制度を導入し、今年も何があってもこれを守り、かつ、猛暑が続く夏の日々はできる限り午後は仕事をしないようにしました。このことにより、疲労の軽減と、限られた時間しか作業ができないということで、逆に働く時間をより集中して大切に使うようになったと思います。
そういうわけで、「機械化」と「労働時間の制限」という方法で昨年よりも生産性を上げることができました。


今年も特に目新しい挑戦はせず、愚直に野菜たちと向き合った1年。

いつも意識していることです重要なこと。
「売上は農業をする上の第一優先ではありませんが、お客様に美味しくてワクワクする野菜を提供するために必要な資源として、損益分岐点を死守することは事業を営む者の責任」だという認識です。

今年目標とした数値600万円は損益分岐点よりも少し上の数値。
のはずでしたが、結果的に資金面ではギリギリとなってしまいました。その原因は、配送料と資材、原油価格の高騰もありますが、お取引先様やお客様が増えることで、お付き合いのための資金も増えるということでした。しかしながらこれは必要経費。とにかく来年は経費の使い方をもう少し意識して、無駄のないようにやりくりしたいと思います。


売上は「ありがとうの数」
利益は「夢を実現させるための手段」

来年は売上高目標670万円として、贅沢は望みませんがお金に縛られず、自分の器を一定に保ち、その器からあふれたお金をお客様や自分以外の方還元できるような農園でありたいと思います。あふれるのはいつになるやら~。

凡人でもなんとか農業経営を続けられる、という一つの参考事例になれば幸いです。
来年も引き続きご指導と応援をよろしくお願いします。


信州松代みやざき農園
代表 宮﨑康介