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◆信州松代 みやざき農園◆ ~畑の日誌~

長野市で四季折々、年間100種類以上のオーガニックな野菜たちを、まごころ込めて育てます。
Posted by みやざき農園代表 宮崎康介   0 comments   0 trackback

【2024年4月野菜セット価格改定について】

表題の通りです。
非常に苦渋の決断です。ご理解いただければ幸いです。  

昨年度も悩み抜いた結果、価格維持を決断しました。
昨年度の実績と今年度の社会情勢を考慮した結果、今回の価格改定となります。

「健康的で食卓が楽しくなる野菜を継続的に食べて健やかに生活してほしい」

という創業からの想いを貫き、我々の「旬の野菜セット」はお手軽価格を実現すべく10年間日々努力しております。この想いは今後も変わることなく、追求していく所存です。
しかしながら、今年の4月「物流業界の2024年問題」により、配送料金の値上げが決定しました。実は配送料金は昨年度も値上げとなっていますが価格維持を決行しました。配送料に関しては、我々のような小さな農園に対しても真摯に向き合い、最大限考慮していただいているためこれ以上価格交渉はしません。また配送料だけではなく、ご存じの通り原材料費や燃料価格も、特にここ3年の間に上昇し続けております。できるだけお客様に負担をかけず、自分たちの創意工夫と努力でコントロールしてきましたが、いよいよ今のままの状態では野菜セットの継続が難しいと判断し、力不足で誠に申し訳ございませんが今回値上げをさせていただくことにしました。


我々の野菜セットへの想い、お手頃価格を実現するための取り組みについては、以前のブログにてご説明をさせていただいておりますので、そちらでご確認いただければと思います。

【自称野菜セット農家の10年目の想い】
【おまかせ野菜セットの価格について】

新価格に関してはホームページをご覧いただければと思います。

ネットなどで検索していただければご理解いただけると思いますが、我々の野菜セットは値上げしてもお手軽価格であり、また単に安さを追求しているというわけでもなく、価格に対する品質・ボリューム・取り組み姿勢など、120%の努力で取り組み、総合力において自信をもって提供しています。

引き続きお客様に安心して楽しんでいただける野菜セットをお届けするために一層の努力をして参ります。何卒ご理解ご協力お願いいたします。
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Posted by みやざき農園代表 宮崎康介   0 comments   0 trackback

おかげさまで10周年!!【農園通信特別号を公開します】

 2024年始まっています!
信州松代みやざき農園は今年でなんと10周年を迎えることができました。
農業なんて全く知らないサラリーマンが、脱サラ後1年間の準備期間だけで始めた農園。
(事業計画?妄想?は2年前から着々と)
就農前、農業関係者からは「そんな農業経営は無理」「考えが甘い」とさんざんアドバイスを受けたのにも関わらず、まったく聞き入れず。経営に関しては飲食店経営のノウハウを活用し、農業技術に関してはインターネットや書籍、気になる農家さんに見学に行ったり、そうして手に入れた知識を駆使して農園を始めました。
「儲かるかどうか」より「テーブルが楽しくなる野菜セットをお手頃価格でお届けしたい」を第一に、試行錯誤すること10年。正直、飛躍的な成長は実感できていませんが、毎年コツコツと積み重ねたこの10年という月日は大きな経験値となり、結果として凡人の私でも、何とか専業農家として生きてこられました。

そんなこんなで迎えた10周年イヤー~!
今回は年初めに会員様向けに発行した農園通信の農場長のつぶやきを公開させていただきます。

【農園通信2024年1月(特別号)】
大変遅いご挨拶となりますが、あけましておめでとうございます。昨年はお付き合いいただきありがとうございました。今年も無理なくお付き合いいただければ幸いです。
 今年でついに10周年を迎えることになります。農業を通して社会に貢献できる人間でありたいと思い2014年に開園し、まったく未熟者の二人ですが、それでも当初からお付き合いくださっている寛容なお客様が多くいらっしゃることに感動しております。また歳月を重ねるごと良いご縁があり、現在100名以上のお客様とこうして、野菜を通じてつながることができていることに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます!今年も語りたい事はたくさんあるのですが、うっとうしくない範囲で私の気持ちをお伝えできればと思います。
 元旦からいきなり大きな災害が発生し、心落ち着かない2024年のスタートとなってしまいました。被害にあわれた方には心からお悔やみ申し上げます。我々も2019年の台風19号による千曲川氾濫で被災をした経験がありますが、日常生活を一瞬で破壊する天災の恐ろしさを改めて衝撃を受けております。取り急ぎ義援金での後方支援となりますが、今後も何らかの形で応援ができればと思っております。
 さて、昨年度も多くの試練が立ちふさがる1年でしたが、真面目に10年間も努力し続けていれば、その分野の「プロ」になれるのだと、少しだけ自信が持てた10年目でした。農家になってからの10年は本当にあっという間の月日で、毎年思うようにいかないことが多く、「力不足」の一言に尽きますが、自分たちの1年目からの仕事ぶりを客観的に数字で振り返ってみると、確実に成長していることを実感します。例えば関わるお客様の数。最初は10数名くらいのお客様から始まった野菜セット。それでも野菜セットを揃えることが難しかった。それが10年たった現在、毎年100名以上のお客様に野菜をお届けできるようになりました。畑の耕作面積も、1年目は「7か所50a(約70m×70m)」でヒーヒー言いながら走り回っていましたが、創意工夫と経験値によって現在は「29か所170aの畑」を走り回ることとなっています。売上も初年度、限界まで頑張って150万円でしたが、昨年度は初年度と同じ体制(夫婦二人)で870万円まで伸ばすことができました。もちろんまだまだ安定した農業経営とは言えない状況ですが、引き続き初心を忘れず、理念を貫きながら、より自分の理想とする農業に近づけるよう成長していきます。
 そしてどんなに苦しくても10年間自分たちの理念を曲げずに貫くことができたのは次の10年に向けての何よりの大きな自信となりました。昨年度の反省点は山ほどあるのですが、こちらは割愛して、今回は2024年度の目標を書かせていただければと思います。
【大きな目標】 
 ①20周年を無事迎えられるよう、心身共に健康であり続けることを意識します。
 ②お客様に安心して野菜を楽しんでいただくために、常に自分たちの人間性を高める努力を惜しまない。
 ③現状に満足せず、常にお客様に必要とされる野菜セットを追求し、日々努力をし続けます。
 ④引き続き「農薬や化学肥料を100%使わない農業」にこだわり、その中で安定的な農業経営の基礎をつくり、
   その経営ノウハウを次世代に伝えられる仕組みを構築していきます。
【それらを実現するための行動目標】
 ①仕事前に毎日準備運動をする。月1回完全休暇を取る。健康診断に行く。
 ②より野菜セットを楽しんでいただくためにできることを考え、そのアイデアを月1個以上実現させる。
 ③もっと野菜を楽しんでいただくための一つの手段として「薬膳・漢方」の勉強に挑戦。
 ④次の20年も元気に農業が続けられるよう貯金を始める。そのために経営の中身の質を高める。
 ⑤経営内容を可能な限り数値化してデータとして残し、成功と失敗を明確にする。

今年もよろしくお願いします!!
Posted by みやざき農園代表 宮崎康介   0 comments   0 trackback

【自称野菜セット農家の10年目の想い】

やはり今年も気合が足りず、繁忙期にブログを綴ることなく、12月を迎え、それでも何とか爪痕を残そうと久しぶりに投稿させていただきます。
以下文章は会員様向け「農園通信」に掲載したものからの抜粋です。
自称「野菜セット農家」としての10年間の軌跡を大まかに的また文章です。

4月からお届けしている野菜セットも気がつけばあっという間に残り1か月で終了の時期となりました。毎年同じことをつぶやいている気がしますが、今年も「100点満点の野菜セット」をお届けすることができませんでした。反省ばかりです。毎年前年の課題を分析し、同じ失敗をしないように改善しているつもりですが、農薬や化学肥料を使用しない農業は特に予測できないことが多く、問題が発生した時の解決方法の選択肢が限られているため、結果として年間通してすべての野菜を理想通りに管理することができません。もちろん完璧は無理かもしれませんが、少しでも100点満点に近づけるよう、引き続き全力で野菜たちと向き合っていきたいと思います。
 
今年は農業を始めて10年目の年でした。東京での会社員時代、妻の実家の長野市で野菜を食べたとき、「旨っ、スーパーの野菜と全然味違う」と衝撃を受けました。そして東日本大震災があって、どんなにお金や高級車や社会的地位があっても、有事の事態の時には全く無意味だと実感。生きるために本当に必要なものは、「安心して口に入れられる食事」、「雨風をしのげるほっとする場所」、「温かい人間関係」。これらが最低限あれば「幸せな人生なのでは」と思いました。その中で飲食業に携わっていた自分ができること。それは「美味しくて安心して食べられる野菜を育てて、自然豊かな地方から大都市へ、野菜を送る仕組みを作ること」だと考え、2013年に脱サラをして、2014年に新規就農をし、様々な農業関係者のアドバイスを無視し、制止を振り払い(笑)、最初から「無農薬野菜セット」を始めました。1年目にして「皆がやめとけと言ったことはそういうことか~」と打ちのめされました。それでも頑なにあきらめず、日本の未来を見据えて、毎年試行錯誤を繰り返し10年間「野菜セット」という商品をメインに農家を続けさせていただいています。農業を志した時の想いは今も全く変わっていませんし、これからも変わりません。
私にとって「野菜セット」を届けるということの意味は、主に2つあって、「美味しくてワクワクする野菜で家庭の食事を楽しくして、みんなに笑顔になってほしい」、「信頼できる人が育てて送ってくれる野菜で安心・安全な食事をしてほしい」という思いがあります。
自分がお客様だったらどうしてほしいかを可能な限り実現したいという思いで、常に進化させてきました。
初年度からお付き合いいただいているお客様も多くいらっしゃいます。1年目の野菜セットは作業効率などを考えてサイズ1種類で始めました。とにかく箱いっぱいにたくさんの野菜があれば嬉しいかと思い、箱いっぱいに野菜を詰めて送っていました。しかしなかなか満足度が上がらず、休止するお客様に理由を伺ったら、「量が多すぎて残って野菜が傷んでしまうのが申し訳ない」ということで、ハッとさせられました。効率も大事だがもっとお客様に寄り添えないか考え、それからお客様の家族構成や使用頻度を考慮してサイズを3種類から選べるようにしました。作業が複雑になり大変でした。数年間試行錯誤していくうちに、何とか3種類に野菜セットに慣れてきました。その後より様々なお客様のご利用環境に合わせたいと思い、発送日を週2回から週3回に増やしました。さらに作業が大変になりました。もっと使いやすくしたいと思い、6種類に増やしました。結構大変です(汗)。やりすぎたかもしれません(笑)。
 これが我々の野菜セットの大まかな想いと歴史です。他にも毎年小さな改善をし続けて、現在の野菜セットが存在します。そしてこれからも進化を止めず、来年以降ももっとお客様お一人お一人の生活により添えるよう、もっと笑顔になっているよう、二人で努力し続けます。
 いつもお客様には多くの激励をいただき、本当に力をいただいております。これからも遠慮なく、遠い親戚のように思っていただき、お気軽にご意見・ご感想をいただけると嬉しいです。
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【ライバルは昨日の自分】

毎年年間の売り上げ計画を作成するとき、前年度を上回るように設定している。
したがって計画通り目標を達成できれば、常に右肩上がりの経営となる。

最初は1日に1万円の売り上げを超えるのが目標であった。
それを達成したとき嬉しかった。
次に1か月50万円を達成することを目標とした。
1か月50万円を売り上げるためには1日1万7千円の売り上げ達成が必要。
とても困難なミッションであったが何とかクリアした。
目標をクリアしていくたびに目標数値は上がり、数年後、絶対に無理だと思っていた1か月100万円に売り上げを達成した。
その翌年には絶対に無理だと思っていた1か月100万円の売り上げを4か月連続で達成することができた。

誰かに褒めてもらいたいわけではない。誰かに認めてもらいたいわけではない。
ただただ自分自身が成長し、その結果、無理なくお客様により良い品質とサービスを提供したいという思いである。

昨日の自分を超えるために何が必要なのかを分析し、行動し、振り返り、その繰り返しの中で、毎年前年の120%努力して出した結果をさらに超えるという行動を実践している。

そのようにして9年間農業経営を続けてきた。
当然のことながら毎年計画のハードルが高くなっていき、一層の努力と工夫を迫られる。
最初の3年は自分自身が未熟であったため、クリアしていくことは比較的難しくなかった。
年数を重ねていくと、やるべきこと、やれることの選択肢も少なくなってくるため毎年自分の限界を超えていくことは簡単ではなくなる。
気持ち的にももうこれが限界だという気持ちになる。

そんな中で必要なのは絶対に結果を出すという強い意志。
限界からあと一歩の気持ち。
毎日仕事のことしか考えていない。
頭の中がブラック企業だ。
だがそんな自分が嫌いではない。
それだけ仕事にやりがいがあるということだろう。
今日もここにその頭の中の思考を記録することで自分にプレッシャーをかけている。
そんな自分が嫌いではない
Posted by みやざき農園代表 宮崎康介   0 comments   0 trackback

【2023年値上げしない宣言】

先月の投稿に続きですが、商品価格について別視点で思うこと。

昨今の社会情勢を考えると経営管理はより一層厳しい。ほとんどの原材料費や燃料価格が高騰し続け、楽観的になれる材料は見当たらない。昨年も厳しいスタートであったが、今年もより厳しい状況である。
だから世の中の多くの商品も連動して値上がり続けているのも当然の結果である。

そんな中、昨年イタリアンレストランチェーンを展開する「サイゼリヤ」が「値上げしない宣言」を発表。先日かなり久しぶりに「サイゼリヤ」で食事してみたら改めていろいろなことが衝撃的であった。何に衝撃を受けたのかは割愛。
僭越ながら考え方に共感するところが多くあり、尊敬する経営者の一人である。

ここから下は私の考え方。

価値あるものにはそれに見合う価格で提供する。
これは当たり前である。
だから私は、価値あるものを出来るだけお手頃価格で提供する。
そのための努力と創意工夫を惜しまない。
自分が耐えられる最大限の負荷を負う覚悟が常にある。
そういう価値観を格好いいと思うし、世の中の多くの人が望んでいるが、実現させることが困難な問題を解決することが経営者としての社会貢献であると思っている。


昨年と同じやり方では廃業する。
日々葛藤中です、

廃業しない方法は
値上げをするかより一層努力するか。

値上げは最終手段。
まずは悪あがきから。
だから今年もより一層努力して値上げしないで頑張ろうと思います。
どうしたらもっと価格を下げられるのかを考えて行動します。
どうしても無理だったら値上げ考えます。
(今、一番の脅威は宅配料金が値上げする可能性があるということです)

「価値あるものをお手頃価格で」

少しでも格好いいと思ってもらえたら頑張れます(笑)